僕が競プロを始めてからAtCoder水色になるまでのお話

crom(@ha21_crom)です。

突然ですが...

AtCoder 水色 になりました!!!!!

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正直、「やっっっっっっっっっっっっと水色か」という気分です。

(レートの遷移とかを見ればわかると思いますが)

Twitterとかを見ても、自分より遅く始めた人々が自分より先に水色になっていくのを何度も観測し、辛い思いをしました。

それでも、諦めずに何度も何度も何度も何度も何度も何度も何度もコンテストに参加し、今回、水色になりました。

他の人から見れば「こいつまだ水色かよ」と思うかもしれませんが、僕自身、とても嬉しいです。

Twitterで祝ってくれた方、ありがとうございました。

 

僕が競プロを始めてからAtCoder水色になるまでのお話

 

はい、ここからが本題です。

三年前、高校入学と共に、部活動として競プロを始めました。

そこから1年くらい、部の最底辺を突っ走っていました。

(1年経ってもDFS, BFSが書けない, 計算量の見積もりができない, そもそも基本構文分かってるか怪しい など・・・)

この時点で「ああこいつ競プロ適性無いな」と思いますよね?

実際、同級生の成長に劣等感を抱き、「やっぱ競プロ向いてないのかな・・・」とか、

かなり思い悩みました。

しかし、問題の考察をしたり、プログラムを書いたりするのはとても楽しいと感じていたので、続けることができました。

ちょうどこれくらい、競プロを始めて一年くらいの時期に、AtCoderと出会いました。

今までは HOJ(Hamako Online Judge) でローカルな感じでしか競プロしていなかった(PCK, JOI を除く)ので、ここで本当の自分の実力を知りました。

競プロ始めて1年経っているとはいえども、実力は灰色相当でした。

部の中でも最底辺なので、とても納得な結果でした。

ここから、「コンテストに参加できるときはなるべく参加する」ことを意識して継続していきました。

 

2018/05/05、AtCoderを始めて約半年で茶色になりました。

色変ツイートが無い・・・

この頃はまだTwitterで競プロerのフォロワーが殆どいなかったらしいですね。

「競プロ始めて1年ちょっとでやっと茶色かよ」って感じですよね。

ここらへんの記憶全然無い・・・

(しっかり毎週コンテストには出ていました。えらい。)

 

2018/12/13、最後のJOI、予選落ちをしました。

 

2018/12/29、茶色になって半年で緑色になりました。

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ちゃんと色変ツイートをしていますね。

フォロワーにも競プロerが増えてきました。

しかし、同校の人々(プロ)では、次々と水色になる人が・・・

「もうすぐ競プロ始めて2年なのにまだ緑かよ・・・」と思いました。

常に向上心を持つのはとても良いことですが、他人と比べすぎるのはよくないですね。

こんなツイートもしていました。

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残念ですが、あなたはこれから一年間†緑色†で過ごします。悲しいですね。

 

緑下位でレートが停滞しました。

「みんな水色行ってるし僕もすぐに行けるだろう」と思っていましたが、現実はそう甘くありませんでした。

 

当然、「これでは一生緑人間だ」と思い、精進をします。

これが人生初の精進です。

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ただの虚無埋めですが、精進グラフに壁ができました。今まで何もしていなかったのが目に見えてわかりますね。

精進は大切です。例え虚無埋めだとしても、やらないよりはマシだと思います。

 

精進を経て、緑色下位から緑色上位へと一気に駆け上がっていきました。

「これは精進のお陰なのか??? 」と思いましたが、実際その後も緑色上位を維持できていたので、これは上振れではない、紛れもない精進のお陰だと確信しました。

精進は偉大ですね。レートが伸び悩んでいる人は今すぐ精進をしましょう。

 

 

 

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さて、「このまま順調に伸び続けて、さっさと水色になるぞ!!」と思っていた矢先、また悪夢がやってきました。停滞です。(手痛い停滞ですね・・・)

「水色に嫌われている」「AtCoder社が僕の入水を阻止してくる」とまで思いました。

めちゃくちゃ辛かったです。

「あと10上げれば水色!!」というところでUnratedの回が続いたり、Ratedになった瞬間に激冷えをしたり・・・

正直、一度AtCoderを退会することも考えました。

(退会、とても勿体無いと思うので、しようと思ったらもう一度よく考えて!!)

 

しかし、僕はここで「レートに固執しすぎるのは良くない。もっと楽しんで競プロをやらなければ」と思いました。

レートを上げることだけ考えてコンテストに参加しても、緊張してしまって普段のパフォーマンスは出ません(僕だけかも)。

楽しんで問題を解かなければ、競プロをやっている意味がありません(これも僕だけかも)(なんか過激派みたいになってしまった)。

このような考え方を意識してコンテストに参加すると、ABC-Cくらいで解法が浮かんで来なくても、めちゃくちゃペナを出しても、楽観的にやり過ごすことができました(個人差があります)。

「レートに固執しすぎるのは良くない」とは言いつつも、やはりレートを上げたいのが競プロerです。

レートを上げるためには精進をするしかないですね。精進をしましょう。

精進グラフが青に行くまで問題を解きました。

(4割くらいは解説ACですが・・・)(ちょっと盛ったかも)

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解説ACでも、新たな知識や考え方を学ぶことはあります。

(何でもかんでも解説に頼るのは良いとは言い切ませんが)

とにかく、「多くの問題を経験し、より多くの問題に対応できるようにする」ことを意識して精進しました。

 

 

2020/2/21  初めて緑色になってから1年3ヶ月で水色になりました。めでたしめでたし。

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 ここからは、水色を維持できるかの勝負なので、努力を絶やさずに頑張っていきます。

また、青色を目指して頑張っていきます。よろしくお願いします。

 

感想とか

書きたいことを全部書いていたらこんなに長くなってしまいました。すみませんでした。

あと、ブログとかを書くのはこれが初めてなので、読みにくいところとかがあったらすみません。

 

AtCoder緑以下の人を対象として書いたのですが、参考になったでしょうか?

技術的な面について詳しく語っている記事は多かったので、気持ち的な面のことについて書くのを意識してみました。

 

まとめると

・最初は全然できなくても、頑張って頑張って頑張ればある程度までは強くなれる

・精進は大事

・レートに固執しすぎるのはあまり良くない

・上にいる人ばかり意識しすぎるのも良くない(辛くなるので)

・コンテストに参加できるときはなるべく参加する

・競プロの楽しさを忘れないように!!!

 

僕が周りの人に比べて異常精進をしているかと言われるとそんなことはないのですが、少なくとも、自分の中では頑張ったつもりです。がんばったがんばった。

 

おわりです。最後まで見てくれてありがとうございました。